皆さん、こんにちは。埼玉県新座市を中心に、給排水・衛生関係の設備工事を行なっている株式会社櫻庭設備です。
給水ポンプとは、マンションなどの高層ビルや面積の大きいビルに設置された蛇口に水を送る装置です。
そこで今回は、給水ポンプの役割やトラブルの兆候、定期的なメンテナンスの重要性について解説します。
給水ポンプは、マンションなどの建物内で、水を上層階まで供給し各家庭の蛇口に運ぶ重要な役割を果たしています。水は生活に必要不可欠なものであるため、給水ポンプの機能は住民の快適な暮らしを支える基本要素となります。
また給水ポンプは、多くの住居者が同時に水を使う場合に水圧が下がらないようにコントロールする役割があります。規模によって異なりますが、常に複数の給水ポンプが相互に動作し、連動して適切な水圧を維持しています。
すべての給水ポンプが正常に動作することが、快適な水の供給につながります。
給水ポンプのトラブルの兆候はいくつかありますが、代表的なものは以下です。
これらの兆候が現れた場合は、給水ポンプが故障している可能性があります。
給水ポンプから異音がする
水圧が安定せず、低下している
水が出ない（断水）など
プロペラなどの消耗部品の経年劣化やゴミなどの異物で詰まっているなどのトラブルは、メンテナンスで解決できます。
制御盤や配線など電気系統に異常のトラブルは、予期せぬ事故につながる恐れがありますので、早めの相談をおすすめします。
給水ポンプの寿命は、使用状況やメンテナンスの状態によって変動するため一概にはいえません。メーカーや製品によっても違いがあります。3年でも5年でも大丈夫なものもあれば、ダメなものもあります。
しかし、給水ポンプには制御盤など多くの部品が使われています。これらの部品は基本的に消耗品であり、中には定期的な交換が必要なものもあります。
給水ポンプに問題が生じると、水が使えなくなり大きな影響が出ます。重要なのは、メンテナンスであり、定期的に行うことで重大な問題を防ぐことが可能です。弊社では、2年に1回の定期検診をおすすめしています。
まず、ポンプ内のパッキンなどの消耗パーツは新品への交換を推奨しています。ひんぱんに使用するポンプであれば、早めに交換するのがいいでしょう。
また、オーバーホールという方法も存在します。これはポンプ内の部品を分解し、クリーニングして再組み立てする方法です。新しいポンプ交換の費用と比較すると、消耗部品だけ交換すれば寿命が延び、費用も抑えられます。
もし完全に壊れてしまった場合は、新品に交換する必要があります。ただし、ポンプはインフラ用途のため、高額な費用がかかるでしょう。
さらに、インフラ用の給水ポンプは原則お取り寄せで、費用だけでなく時間もかかります。早め早めの相談が重要です。
なお弊社の場合は、プロのポンプ屋さんと提携しており、より細かなケアを実現しています。
高層マンションや大きな建物に欠かせない給水ポンプ。長期間安全に使用するためには適切なメンテナンスが重要です。
異常に気づいた場合は、できるだけ早く業者への連絡をお勧めします。もちろん、弊社でも受け付けていますので、お気軽にコチラよりご連絡下さい。