
こんにちは。関東エリアで給排水設備の施工・調整を行っている株式会社櫻庭設備です。
現在当社では、成長戦略をより一層考えております。
会社を成長させるために、「売上を伸ばそう」と言うのは簡単です。
ただ、売上目標を掲げるだけで本当に会社が成長するのかというと、そうではありません。
当社では、売上や利益の数字をただ眺めるのではなく、その数字を達成するために何をするのかまで具体的に検討しています。

たとえば、売上目標が前期と同じ数字だったとします。
一見すると、「前年と同じくらい売上があるなら問題ない」と感じるかもしれません。
しかし、資材費や人件費が上がっている中で売上が横ばいということは、利益面では厳しくなっている可能性があります。
実際に、売上だけを見ると大きく落ちていなくても、利益で見ると赤字に近い状態になることもあります。
そこで当社では、売上だけではなく、利益が残る会社になっているかを重視してみています。
「売上があるから大丈夫」ではなく、「その売上で会社がきちんと成長できているのか」を見なければ、本当の意味での成長戦略にはなりません。
売上を伸ばす方法を考えるとき、当社ではまず原因を分解します。
売上はざっくり言えば、取引数と単価で決まります。
取引先を増やすのか、単価を上げるのか、今ある取引の形を見直すのか。
「もっと売上を上げたい」ではなく、どの取引をどう変えれば、売上と利益が改善するのか。そこまで踏み込んで考えるようにしています。
売上を伸ばすために取引先を増やすという選択肢もあります。
ただし、仕事を増やせばその分、対応する人も必要です。
営業を増やせば仕事は取れるかもしれませんが、現場で対応できる人がいなければ、結局その仕事は受けられません。
つまり、売上を伸ばすためには、営業だけでなく、現場の対応力そのものを上げる必要があるのです。
ここで重要になるのが、人材育成。
新人が一通りの仕事を任せられるようになれば、その分だけ会社として受けられる仕事が増えます。
一人が成長することは、単に「できる人が増えた」という話ではなく、会社全体の売上や対応力にかかわります。
当社では、損益分岐点も見ながら経営改善を進めています。
売上を伸ばすだけでなく、どこまで原価を抑えられるか、どのような取引条件なら利益が残るのかを分析しています。
中には、単価は安いものの、条件次第では利益につながる取引もあります。
ただし、そうした取引にはリスクもあるため、資金に余裕がない状態では簡単に受けられません。
逆に言えば、資金をしっかり確保できれば、これまでリスクが高かった取引もコントロールしやすくなります。
その結果、原価を抑えられ、損益分岐点を下げることにもつながります。
こうした数字の見直しも、会社を強くするためには欠かせません。
当社が目指しているのは、根拠なく「売上を伸ばそう」と言う会社ではありません。
売上を伸ばすなら、何を変えるのか。利益を残すなら、どこを改善するのか。人を育てるなら、どのスキルをいつまでに伸ばすのか。
そこまで具体的に話し合い、行動計画に落とし込んでいくことを大切にしています。
会社の成長は、勢いだけでは続きません。
数字を見て、課題を見つけ、具体的な行動に変えていく。地道ではありますが、こうした積み重ねが、櫻庭設備のこれからの成長につながっていくと考えています。