東京・神奈川・千葉・埼玉の給水・排水設備工事|株式会社 櫻庭設備

2025.11.10

写真台帳アプリを現場に合う形へ。より建設業が使いやすくなるために。

こんにちは。給排水設備を中心に工事・施工を手がける株式会社櫻庭設備です。

今回は、現場で使用する「工事写真台帳アプリ」の改善に向けた取り組みをご紹介します。

私たちは現在、ある写真台帳アプリを使って報告書の作成を行っていますが、そのアプリを開発している会社と連携し、より現場に即した仕様になるよう改善の打ち合わせを重ねているところです。

私たちの仕事は決まった形では進まない

もともと使用していたアプリは、「建設現場での写真管理・報告書作成を効率化する」ことが目的で作られていました。

ただし、それはあくまで新築などの計画型工事を想定したつくり。

あらかじめ工事内容が決まっていて、撮影ポイントも段取りできる場合には非常に使いやすい仕組みです。

しかし私たちのような改修工事・設備点検が中心の現場では、「やってみないとわからない」「その場で変更が必要になる」といったケースが多く、アプリの仕様が合わないことも多々ありました。

プログラマー目線では見えない、現場の不便さ

ギャップを伝えるべく、私たちはアプリ開発元の担当者に現場へ実際に来てもらうことにしました。

現場では「ここが実際に使いにくい」「こういう作業の流れではその入力はできない」といった具体的な状況を体感していただきました。

たとえば

  • 写真は今撮るのが優先で、その場で入力する余裕がない
  • 撮影対象が想定外の場所に変更になる
  • 工事の全体像が事前に計画できない

といった状況を、机上では伝わりづらい温度感として共有しました。

プログラマーの方も、これまで「そこまで言ってくれるお客様はいなかった」とのことで、非常に誠実に受け止めてくださり、その場で一部の作業も手伝ってくださいました。

建設業の一般的なフローとは異なる、現場のリアル

建築業界では、あらかじめ計画が組まれている現場であれば、以下のような運用が可能です。

  • 施工ブロック(例:Aブロック)の作業前・作業中・作業後を事前にテンプレート化
  • 写真撮影と入力を並行して進行
  • 工程に沿って自動で報告書が完成

ところが私たちの現場では、予測と違うことが起こるのが当たり前。

Aブロックを作業するつもりでも、現場の状況によって順序が変わる、作業内容が変わる、必要な撮影対象が増えることが日常です。

写真は「後でまとめる」のが現場の現実

私たちの仕事の実際の流れとしては、以下のように進みます。

  • 現場では時間との勝負なので、必要な写真をいくつも撮る
  • その場で細かな入力はできず、あとから整理
  • 場合によっては文章を追加し、報告書として仕上げる

こうした「あとで整理するスタイル」に対応したアプリが少ない中、開発元に正直な使用感を伝え、バージョンアップを依頼しました。

同業が使いやすいアプリのために

現在もアプリの改良は進行中です。

このプロジェクトが上手く進めば、私たちだけではなく、同業・同業界においても便利なアプリになること間違いありません。

このように、私たちは自社だけのためではなく、業界のためにも動いていきます。